生命科学科の目指す方向

ヒトゲノムの解読により遺伝子診断・遺伝子治療・ゲノム創薬などが身近になりつつあります。 このような情勢をふまえ、「環境保全を考慮しながら人類の福祉に貢献できる生命科学やゲノム科学 の探求に取り組む学科」として、2002年に近畿大学理工学部に設置されたのが生命科学科です。 生命科学についての幅広い基礎知識と実践力を身に付けた卒業生を医療・薬品・食品・化学などの産業に送り出すために、バイオサイエンス科目を中心に医学・薬学関連科目も充実させています。発生・老化・病気の謎に迫る基盤研究を推進し、再生医療や遺伝子診断などの最新知識の習得、およびそれらの分野を総合的に捉えることのできる人材を育成します。また、深刻化する食糧・エネルギー・環境問題の解決に向け、多くの実験・実習を通じてバイオテクノロジーを応用できる力を養います。また、総合大学である利点を生かし、医学部・薬学部とも連携を取りながら、研究と教育をおこなっています。本学の生物理工学部および農学部との違いは、生命科学科は人間に重点を置いたバイオテクノロジーの研究と教育を目指していることです。

生命科学科学科長 南 武志

生命科学科の高度先端研究・教育

生命科学科では、ヒトを対象とした様々な先端研究が展開されています。 遺伝、発生、がん、食品、遺伝、環境など、様々な分野での高度教育が行われています。 また、現在、遺伝医療の急激な発展に伴い、遺伝性疾患・遺伝子診断・遺伝子治療に関する悩み をかかえている人が、遺伝に関する専門的知識を持つ人の 助言を求める場合が増えています。生命科学科を母体とする大学院課程では、第1回認定 遺伝カウンセラー養成校として、日本における遺伝カウンセラーのあるべき姿を追求してします。
図左:遺伝子導入法により遺伝子の働きを改変させた膵臓がん細胞
図右:アルツハイマー疾患モデルアミロイド線維