ギブ・アンド・テイク
ギブ・アンド・テイクについて、「相手に一つ何かを与えたとき、それに相当する見返りを相手から受け取る」みたいな等価交換のようなものと考えてないですか?(・∀・;)
ぉぃぉぃ、まず何か与えたら「当然」何か見返りをもらえる権利があるという権利意識も虫唾が走るくらい気持ちが悪いですが…。
なにより! お前ら(漫画)『鋼の錬金術師』から何も学んでないんだな!!!(°д°#)
“等価交換”なんてクソっくらえ!ですよ。
そもそも、「価値」というのは人・状況によって変わるものです。自分にとって大したモノでなくても、他の人にとっては大したモノなことがあるんです。それを理解した交換こそがお互いに“等価以上の価値を生む”正しいギブ・アンド・テイクです。
なので、「自分の本当に欲しいモノ」を理解するための自己分析と、これから交渉する「相手が本当に欲しいモノ」を理解するために相手に興味を持つこと、この二つを欠かすことはできません。自分も相手もよく把握しないままの交換は、何も得しない可能性があるどころか…関係の悪化など悪い予感しかしません。
ただし、例え、自己と相手をよくわかっていたとしても、何かを得ようとするなら、まずは最初に「ギブ」ありきだと思います。相手が何を望んでいるのか考え、思いやり、理解して、自分が無理せず“与えれるもの”なら与えてあげる。相手も本当にそのとき望むものが得られたら、当然感謝し、何かお礼をしてくれることでしょう。逆に、相手の欲しいものを理解せずに何かを与えても、それは迷惑でしかないので、自分が“勝手に決めた”価値に相当する何かが返ってくるはずないですよね。
なにも無償で何かを与えるところからやれと言うのではなく、ちょっと余裕があるから何か提供してみようかな…みたいな、心のゆとりが重要だと思います。それが誰かのためになったらとても良いことですし、あなたにも何か面白いものが返ってくるかもしれませんよ?